G大阪 今季9戦わずか2得点 得点力不足で今季4度目の完封負け 暫定18位のまま

 川崎に敗れ、肩を落とすG大阪イレブン(撮影・北村雅宏)
 前半、シュートを外し、両手で頭を抱えるG大阪・宇佐美(撮影・北村雅宏)
 前半、指示を出すG大阪・宮本監督(撮影・北村雅宏)
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 「明治安田生命J1、G大阪0-2川崎」(8日、パナソニックスタジアム吹田)

 無敗の王者をたたいて浮上のきっかけをつかみたかったが、現実は厳しいものだった。G大阪は立ち上がりから押し込まれながらも猛攻に耐えていたが、前半41分についに崩壊。後半にも途中出場の川崎MF三苫に追加点を奪われ、0-2で敗れた。

 宮本監督は2日のC大阪戦(ヤンマー)に続いて4-3-3の布陣を採用。本来はCBの大卒ルーキーDF佐藤を右SBで先発させた。指揮官は「すべてをお話しすることはできないが、スクランブルということもあって」と説明。起用を考えていた選手に何らかのアクシデントがあったことをほのめかした。結果的にG大阪の右サイドが破られて2点を失った。

 今季4度目の完封負け。暫定18位から抜け出すことができなかった。ここまでリーグ9試合でわずか2得点と深刻な状況が続く。今季初先発が右ウイングでの起用だったFW一美は「守備の時間が増え、攻撃の部分で自分たちの良さが出せなかった。守備に回ってしまったことが敗因でもあるかと思う」と悔やんだ。

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