「明治安田生命Ｊ１、Ｇ大阪０－２川崎」（８日、パナソニックスタジアム吹田）

　首位の川崎はＦＷレアンドロダミアン（３１）、ＭＦ三笘薫（２３）のゴールでＧ大阪に２－０で快勝した。開幕１５戦無敗で、昨季から続く負けなしをクラブ新記録の２０試合とした。

　いつものように川崎の強さが際立った。開幕１５戦無敗で、昨季から続く無敗記録をクラブ新の２０まで伸ばし、２０１２～１３年に大宮が樹立したＪ１記録に王手をかけた。

　先制点は前半４１分。ＦＷレアンドロダミアンが今季１０得点目を左足で蹴り込んだ。２桁得点一番乗りで得点ランク単独首位に立ち「たくさんのチャンスを作ってくれる」とチームメートに感謝した。

　後半３１分には“ガンバキラー”ＭＦ三笘が５試合ぶりのゴールで追加点。Ｇ大阪からは公式戦３戦連発４得点と量産している。

　名古屋との首位決戦を２連勝で制し、鬼木監督は大一番後の緩みを懸念していたが、それも杞憂（きゆう）に終わった。「すごく満足している。このまま突き抜けていきたい」。無敗街道をまた一歩踏み出した。