浦和のユン様が止まらない FWユンカー来日デビューから公式戦3戦4発
「明治安田生命J1、G大阪0-3浦和」(16日、パナソニックスタジアム吹田)
浦和FWキャスパー・ユンカー(27)が公式戦3試合連続の先制ゴールを決めた。
前半16分、エリア内右でボールを持ったMF田中がクロスをあげる。ユンカーにはG大阪DF三浦のマークが付いていたが、後方にジャンプしながら高い打点のヘッドをたたきつけた。「アウェーの試合で先制点を取ることは大切。いい時間帯に取れた。ストライカーとしてボックス内で仕事ができた」と納得の表情を浮かべた。
20分には豪快なサイドチェンジを見せて、田中のゴールの起点となった。40分には右サイドでG大阪DF昌子を振り切った田中からのクロスを左足で合わせて自身2点目。役割を果たすと、後半11分には早々とFW杉本に交代した。
U-21デンマーク代表歴のあるユンカーはこれで5日のルヴァン杯・柏戦の来日デビューから3戦4発。3試合とも先制点を決めている。
昨季はノルウェー1部で25試合27得点を挙げて得点王と年間最優秀選手に輝いたストライカー。“ユン様”が試合ごとに存在感を増している。