川崎がJ1新!22戦連続無敗 三笘3戦連発、通算300試合出場の小林がトドメ弾

 後半、先制ゴールを決め喜ぶ川崎・三笘(右)
 通算300試合出場を果たし、指で「300」を作る川崎・小林
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 「明治安田生命J1、川崎2-0札幌」(16日、川崎市等々力陸上競技場)

 首位の川崎がFW三笘薫(23)と小林悠(33)のゴールで札幌を2-0で下し、昨季から22試合連続負けなしのJ1新記録を打ち立てた。従来の記録は2012~13年に大宮がマークした21試合。

 金字塔を打ち立てた。川崎が2020年11月25日のG大阪戦から続く連続無敗記録を22試合に伸ばし、12年から13年にかけて大宮が記録した21試合連続無敗のJ1記録を更新した。

 試合は後半開始早々の4分に動いた。FW三笘が3試合連続ゴールとなる先制点を右足で流し込んだ。最少得点のまま息詰まる展開が続いたが、後半49分に途中出場のFW小林がネットを揺らした。一度はオフサイドと判定されたが、VARの末、追加点が認められた。「チームを助けられるゴールを決められて良かった」と自身のJ1通算300試合出場に花を添えた。

 終了間際に痛恨の同点弾を浴びた前節の過ちを繰り返さないよう、最後まで集中して試合を締めくくった。「選手の成長を感じるいいゲームだった」と鬼木監督が総括したように、教訓を次戦に生かせる修正力が川崎の快進撃を支えている。

 飽くことなく勝利を求める指揮官は「勝ち癖を付けないといけない。どんな試合も勝っていくことで勝ち方が分かる」と勝利の重みを強調する。その姿勢は今後も変わらない。

 シュート数は並び、ボール保持でも下回るなど圧勝ではなかった。それでも勝ち切る姿には風格すら宿る。開幕からの無敗記録は17試合となり、15年に浦和が記録したJ1記録(19試合)にあと2試合と迫った。勝利を追い求める貪欲な歩みは止まらない。

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