FC大阪 天皇杯出場を吉村知事に報告「大阪へ勇気を」Jリーグ勢撃破へエール
サッカーの第101回天皇杯に大阪府代表として出場するJFLのF.C.大阪が21日、大阪府の吉村洋文知事(45)を表敬訪問した。
吉澤正登会長、近藤祐輔社長、青野剛暁マーケティングダイレクター、塚原真也監督、主将のDF岩本知幸、選手会長のDF舘野俊祐が出席し、吉村知事、大阪府議会・鈴木憲議長、大阪府議会・杉本太平副議長に天皇杯出場の報告とあいさつを行った。
近藤社長はコロナ禍における医療従事者や、緊急事態宣言下における練習や試合の協力への感謝も伝えた。吉村知事からは「天皇杯出場おめでとうございます。大阪府代表ということで、大阪を背負って戦い、1回戦、そして2回戦のベルマーレに勝利して、大阪へ勇気を与えてもらいたいと思います。そしてJリーグへの昇格も目指して、頑張ってください」と激励された。
記念品として吉村知事より激励の言葉が入った直筆の色紙などが贈られ、F.C.大阪からは吉村知事、鈴木議長、杉本副議長の名前入りユニホームとリーグ公式球および天皇杯公式球を贈呈した。
塚原監督は「天皇杯はJリーグクラブと真剣勝負ができる唯一の場所。僕たちの力がどこまで通用するのか示したいし、大阪府の代表として、元気と感動を与えられるような試合を繰り広げたいと思います」と決意を述べた。23日の1回戦では奈良代表のポルベニル飛鳥とロートフィールド奈良で対戦する。勝者が6月9日にレモンガススタジアム平塚でJ1湘南と対戦する。