MF遠藤航がOA選出に喜び「選ばれて光栄、責任を果たしたい」
W杯カタール大会アジア2次予選ミャンマー戦(28日、千葉・フクアリ)に臨む日本代表のMF遠藤航(28)=シュツットガルト=が25日、オンライン取材に応じ、東京五輪で最大3人まで認められる25歳以上のオーバーエージ(OA)枠に選出されたことについて「選ばれたことは光栄に思う。自国開催の東京で出られるのは本当にうれしく思っている。OAとしての責任をしっかり果たしたい」と決意をにじませた。
2016年リオデジャネイロ五輪に続く2大会連続の出場となり「まさか2回出られるとは思っていなかった」と驚きを隠さなかった。リオ五輪では初戦のナイジェリアに敗れるなど、1勝1分け1敗で1次リーグ敗退に終わった。遠藤は前回大会の経験を踏まえ「やっぱり初戦になる。そこで勝てるか、最低でも勝ち点1を取れるかが非常に大事になってくる」と強調。「例え(初戦を)落としたとしても、その次のメンタリティーの重要性を感じた。OAとして、メンタル的な部分でのチームの支えとなれれば」と自身の役割について語った。
初のドイツ1部挑戦となった今季はデュエル勝利数476回でリーグ1位に輝いた。「守備の部分で一対一でどれだけ勝てるかはシーズン前に意識していた。達成できたのはうれしいし、意識したからこそ達成できた」と快挙を振り返った。