スペイン１部リーグ・バルセロナが名将奪還へ－。ジョアン・ラポルタ会長がマンチェスター・シティのジョゼプ・グアルディオラ監督の招へいに動くという。バルセロナを中心に展開するスポーツ紙エル・ムンド・デポルティボ紙など複数メディアが伝えている。

　報道によると、グアルディオラ監督はマンＣとの間に２０２３年までの契約があるが、欧州チャンピオンズリーグ決勝を制してタイトル獲得した場合には一つの区切りになるとして、新たな挑戦を望むのではないかとの見方があるという。バルサ側も今夏の招聘が難しいことは承知しており、来季からのチーム指揮の青写真もあるとしている。

　ラポルタ会長は前政権下の２００７年にグアルディオラ氏をバルサＢの監督として迎え、その翌年にトップチーム監督へ引き上げた。このシーズンにチームは欧州チャンピオンズリーグやリーグ戦など計７タイトルを総なめにしており、会長は黄金時代の再来を狙っていると考えられる。