日本代表・原口元気 対応力で勝負 し烈左MF争い 好調南野に負けん!

 「国際親善試合、日本-ジャマイカ」(6月3日、札幌ドーム)

 サッカー日本代表は30日、国際親善試合ジャマイカ戦(6月3日、札幌ドーム)に向けて千葉市内で調整した。W杯最終予選進出を決めたミャンマー戦(28日)で途中出場したMF原口元気(30)=ウニオン・ベルリン=は左MFの定位置争いについて、対応力を武器に生き残っていくことを誓った。

 自身の持ち味は心得ている。ミャンマー戦では後半17分に左MFで途中出場し、チームは布陣を4-3-3に変更した。練習でも試していなかったという形だったが、原口はシュート3本を放ち、積極的に攻撃に絡んだ。

 「点を取りにいく場面ではすごくいい」と新布陣への手応えを口にした。最終予選やW杯を意識しつつ「個人的にはいろいろな(戦術の)バリエーションを増やしていきたい」と先々を見据えた。

 今季所属したドイツ2部ハノーバーではトップ下を主戦場としたが、代表では左MFで定位置を争う。異なるポジションでの起用にも「うまく適応しなければいけない。いろんなポジションができるのが強み。対応力のある選手が生き残っていく」と理解を示した。

 日本の左MFには3月の活動から南野が君臨し、トップ下の鎌田と好連係を見せている。「正直、非常にいいと思う。(南野)拓実が賢くプレーしている」と認めつつも、元来のサイドアタッカーは「サイドでの良さも出していける」と揺るがぬ確信も口にした。

 「ポジション争いに勝っていきたいし、チャンスがあれば(定位置を)奪い返しにいきたい」と決意をにじませた。主力として16強進出に貢献したロシアW杯では右MFだった。ポジションを問わない対応力で、代表での生き残りを懸ける。

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