U-24日本代表アクシデントだらけ 反町委員長「たくましくなっていくことも必要」

 日本サッカー協会の反町康治技術委員長(57)が4日、オンライン取材に応じ、緊急スケジュールでの活動が続くU-24日本代表について「経験値を積んでたくましくなっていくことも必要」と強調した。

 3日に札幌ドームでU-24日本代表との“兄弟対決”を終えた日本代表はW杯アジア2次予選・タジキスタン戦(7日・パナスタ)に向け、この日午後に大阪に移動した。

 一方でU-24日本代表は中1日で国際親善試合・U-24ガーナ代表戦(5日・ベススタ)に向かう。3日に予定していた日本代表の国際親善試合・ジャマイカ戦が中止となったため、U-24日本代表は当初予定になかった札幌への移動と代替試合となる“兄弟対決”に臨んだ。さらには暴風雨の影響でこの日のフライトに大幅な遅れが生じ、予定した時刻での福岡入りができないというアクシデントにも見舞われた。

 これについて反町委員長は「確かにイレギュラーで心配はしている」とまずは話した。しかし日本では時刻表通りに電車が来ることが普通であるのに対し、海外ではそれが普通ではないことなどを例えに出しながら「そういうことでもしっかり対応できるメンタリティーなど養っていかないといけない。これができなかったら無理だというのではなくて、いわゆる経験値を積んだ中でたくましくなっていくということも必要」と続けた。

 5日には試合が待つ。「もちろん、彼らには迷惑をかけたという言い方になるかもしれませんが、それを理由にして前日遅くに着いたから次の日のパフォーマンスが悪かったという理由にはならない。これはひとつのいい経験だというのは変かもしれませんが、それでもなにくそと思ってやるのがサッカー選手として与えられた使命」。目標の東京五輪メダル獲得へ向け、この経験もプラスとすることを期待した。

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