新型コロナ影響でGK代役のキルギス敗戦 勝ったモンゴルの間瀬監督は自チームに集中
「W杯アジア2次予選、キルギス0-1モンゴル」(7日、ヤンマースタジアム長居)
キルギスは、新型コロナウイルスの陽性反応が認められた選手と濃厚接触があったと、選手5人が試合当日に判定された。GK3人を含む、この5人が欠場する事態となったこの試合は、前半の失点を取り返せず敗北。モンゴルは、この日の勝利で2勝6敗で2次予選の日程を終えた。
キルギスはGK3人全員が濃厚接触者と判定されたため欠場し、この試合では身長168センチ、DF登録の背番号5、アクマトフがGKに入った。前半34分にモンゴルのミジドルジが先制ゴールを決め、この1点を守り切った。
4月に就任し、モンゴルを指揮する日本人の間瀬秀一監督は「選手スタッフが力を合わせて。日本に14-0で負けた後に無失点で試合に勝つという。この出来事を起こせて、本当にうれしく思います」と勝利そのものを喜んだ。
相手の困難についても思いやったが、モンゴル代表としても、新型コロナウイルスの影響で、練習もままならない状況だったという。「僕もキルギスうんぬんということは言わないようにしましたし、キルギスもベストメンバーじゃなかったでしょうけど」とし、「試合ができるかどうかとか、キルギスがどうかとかは、ほぼ考えていなかったですし、選手にも伝えていないですね」と自分たちのことに集中していたと振り返った。