FC東京敗れる 大学生に屈辱…長谷川監督「非常に悔しい。情けない負け」
「天皇杯・2回戦、FC東京1-2順天堂大学」(9日、味の素フィールド西が丘)
J1勢が参戦して2回戦が行われ、FC東京が順大(千葉)に延長で1-2で敗れ、横浜MはホンダFC(静岡)に2-2からのPK戦で屈した。前回覇者の川崎はJ3の長野(長野)に苦戦し、1-1からのPK戦を制して勝ち上がった。名古屋、C大阪、柏、札幌などは順当に3回戦に進んだが、仙台はJ3の岩手(岩手)に競り負けた。
歴史的な敗北を喫した。FC東京史上初めて公式戦で、大学生相手に敗れる屈辱を味わった。長谷川監督は試合後、「負けは真摯(しんし)に受け止めている。監督の責任。選手それぞれが気持ちを出してくれたと信じたい」と唇をかむしかなかった。
前半早々の9分に先制も次の1点が遠かった。後半43分にまさかの同点被弾。さらに延長前半終了間際にPKを奪われ、勝ち越しを許した。試合前は長谷川監督、順大の堀池監督の“清水三羽がらす対決”に注目が集まった一戦だった。だが、それらも吹き飛び、長谷川監督も「非常に悔しい。情けない負け」と口にする衝撃の結末となった。