J1浦和加入のDF酒井宏樹 最短デビューは8月9日の札幌戦の見込み
J1浦和は10日、フランス1部マルセイユから日本代表DF酒井宏樹(31)が完全移籍で加入すると発表した。背番号は2で、柏に在籍した2012年以来9年ぶりの日本復帰となる。
千葉県出身の酒井は12年夏にJ1柏からドイツ1部ハノーバーに完全移籍し、契約満了となった16年夏にマルセイユに加入した。今季も主力としてリーグ戦29試合、欧州チャンピオンズリーグ6試合に出場。契約は22年6月末までとなっていたが、5月末に退団が正式発表されていた。現在は東京五輪に臨むU-24(24歳以下)日本代表にオーバーエージ(OA)枠として参加している。
Jリーグの登録期間は7月16日からとなっている。浦和は7月10日の大分戦(昭和電ド)を最後に五輪中断期間に入るため、酒井の浦和デビューは最短で8月9日の札幌戦(札幌ド)となる見込み。
酒井は「浦和レッズという伝統ある偉大なクラブの一員になることができ、大変光栄に思います。チームのコンセプトを理解し、1日でも早くピッチ内外でチームに貢献できるようベストを尽くしていきます」などとクラブを通じてコメントした。