なでしこ・高倉監督「本当に頭痛い」新戦力活躍で五輪選考うれしい悩み

 「女子国際親善試合、日本5-1メキシコ」(13日、カンセキスタジアムとちぎ)

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」がメキシコに5-1で勝利した。東京五輪メンバー発表前最後の試合で最年少のMF木下桃香(18)、FW遠藤純(21)=ともに日テレ=の2人が代表初得点を記録して、生き残りへアピールした。高倉麻子監督(53)は若手の活躍を踏まえ、6月下旬の五輪代表発表に向けて18人のメンバーを絞り込む。

 高倉監督はいい意味で頭を抱えた。格下相手とはいえ、2021年の4試合27得点と結果を残し続ける選手を18人に絞らなければならない。「本当に頭が痛い。試合が終わってため息が出てしまった。みんな結果を出してくれるので」。選考はうれしい悩みとなっている。

 10日のウクライナ戦ではMF塩越が初出場で2得点1アシスト、この日もMF木下や遠藤ら当確とは言えない若手が結果を出した。指揮官は「細心の注意を払いながら心を込めて選手を選びたい」。まだまだメンバーは固まり切ってはいない。

 一方、中2日でもDF熊谷、清水、MF中島を2試合フル出場させた。「軸になっていく選手」(監督)と不動の存在としてメンバー入りは濃厚。ベストの布陣を考え抜き、6月中旬にも発表する。

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