酒井宏樹が浦和入りで会見「責任感や緊張感をもたらしてくれるクラブを探していた」
J1浦和に完全移籍した日本代表DF酒井宏樹(31)が14日、オンラインでの加入会見を開き、「いい意味で責任感や緊張感をもたらしてくれるクラブを探していた。浦和にはマルセイユのような特別なサポーターがいる。緊張感や責任感をもたらしてくれる存在だと思い(オファー)を受けさせていただいた」と語った。
背番号は2で、柏に在籍した2012年以来9年ぶりの日本復帰となる。浦和の赤いユニホームに身を包んだ酒井は「求められる役割はピッチ内外で全て。とにかく自分ができることをマックスでやるべき」と抱負を語った。
千葉県出身の酒井は12年夏にJ1柏からドイツ1部ハノーバーに完全移籍し、契約満了となった16年夏にマルセイユに加入した。今季も主力としてリーグ戦29試合、欧州チャンピオンズリーグ6試合に出場。契約は22年6月末までとなっていたが、5月末に退団が正式発表されていた。12日まで東京五輪に臨むU-24(24歳以下)日本代表にオーバーエージ(OA)枠として参加していた。
チームへの合流は東京五輪後になる。Jリーグの登録期間は7月16日からとなっている。浦和は7月10日の大分戦(昭和電ド)を最後に五輪中断期間に入るため、酒井の浦和デビューは最短で8月9日の札幌戦(札幌ド)となる見込み。