横浜FCがJ3に敗退…カズも出場せず 早川監督「本当に情けないゲームになった」

 前半、ベンチから試合を見守る横浜FC・三浦(前列左端)ら=ニッパツ
 後半、先制ゴールを決め、駆けだす八戸・島田(中央)。右から2人目は横浜FC・中村=ニッパツ
 八戸に敗れ、笑顔なくスタンドのサポーターへあいさつへ向かう横浜FC・中村(右)、三浦(左)ら=ニッパツ三ツ沢球技場
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 「天皇杯・2回戦、横浜FC1-2八戸」(16日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 横浜FCはJ3八戸を相手にまさかの苦戦を強いられ敗れた。後半18分にミスから痛恨の先制点を献上すると、同29分に追加点を許した。同43分にFWクレーベが1点を返したものの、追いつけず敗退となった。ゴールを決めれば、同杯最年長得点記録を更新するMF中村俊輔(42)が先発。出場すれば同杯最年長出場記録を更新するFW三浦知良(54)はベンチスタートになったが出番はなかった。

 俊輔は早川監督から本来のポジションであるトップ下で起用され攻撃をけん引。前半40分に左足で狙うなど、シュートを放ち存在感を見せた。

 俊輔の見せ場は後半25分にも訪れた。ペナルティエリア中央手前でフリーキックを獲得し、キッカーを務めた。ただ、狙ったボールはゴール上に外れ、ゴールネットを揺らせず同40分に途中交代した。

 横浜FCは2回戦で敗退。試合後の会見で早川知伸監督は「1-2と本当に情けないゲームになった。何一つ八戸さんを上回れなかった」と悔やんだ。

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