浦和FWファブリシオが完全移籍へ「日本を恋しく思ってしまう」DFマウリシオも
J1浦和は30日、ポルトガル1部ポルティモネンセに期限付き移籍していたFWファブリシオ(31)が完全移籍すると発表した。
ブラジル出身のファブリシオは2018年に浦和へ完全移籍。昨季は2試合無得点でシーズン途中の8月にポルティモネンセに期限付き移籍した。ポルティモネンセには2011年から在籍し、浦和に加入するまで中国1部杭州緑城やJ1鹿島に期限付き移籍していた。
また、同じくポルティモネンセに期限つき移籍していたブラジル人DFマウリシオ(29)もサウジアラビア1部アルバティンに完全移籍すると発表した。
マウリシオは2017年8月に浦和に完全移籍で加入した。同年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝にも貢献。20年は出場2試合でシーズン途中の8月にポルティモネンセに期限付き移籍した。ポルティモネンセには2014年にも在籍し、ポルトBやマリティモでもプレーした。
それぞれがクラブを通じてコメントを発表した。
ファブリシオ「浦和レッズのユニフォームで戦えた、一瞬一瞬に心から感謝したいと思います。浦和のファミリー、素晴らしい友人たちから多くの学び、そして特にファン・サポーターのみなさまから受けた愛情には深く感謝しています。
私と私の家族は、浦和の街と浦和レッズで本当によくしていただきました。みなさまのことは常に私の胸にとどめさせていただきます。みなさんの声援を聞くことができなくなり、日本を恋しく思ってしまいます。
でもこれからも私のことも応援してくださいね。私はこれからもずっとレッズを応援しています。愛情を込めてファブリシオとファブリシオファミリーより。神様のご加護が浦和レッズと日本にありますように」
マウリシオ「浦和レッズの素晴らしいファン・サポーターのみなさまに感謝の気持ちを伝えたいと思います。世界で最も素晴らしいクラブのユニフォームを着て共に戦えたことを光栄に思います。この数年間、常にホームで戦っているような雰囲気で過ごせましたし、ファン・サポーターのみなさまの後押しにたくさん助けられました。
浦和レッズのファン・サポーターは世界でも最高で特別な存在です。また、クラブのみなさまに感謝しています。浦和レッズで獲得した3つのタイトル、ゴール、勝利、みなさまと過ごした一瞬一瞬を忘れません、ありがとうございました」