長友、五輪代表にエール「後悔しないよう思い切りプレーして」 室伏長官を表敬訪問
フランス1部リーグ・マルセイユを退団した日本代表DF長友佑都(34)が5日、室伏広治スポーツ庁長官を表敬訪問した。同庁は多くの人がスポーツに親しむ社会の実現を目指す「Sport in Lifeプロジェクト」に取り組んでおり、長友もその活動に協力。懇談後には、五輪に出場する選手に向けて「後悔しないよう思い切りプレーして」とエールも送った。
ともにオリンピアンである2人は「トレーニングしているか」という話題で盛り上がり、長友が「今度トレーニング方法について相談したいです」と、現役時代にユニークなトレーニング方法を取り入れていた室伏長官に指南役を依頼する場面もあった。
懇談の最後に、開幕間近の東京五輪に出場する選手へのエールを求められ、2008年の北京五輪に出場した経験について「私は初の国際大会で緊張してしまい、3連敗した。自分のプレーができず、後悔しかない」と振り返った長友。「出場する選手はミスを恐れず、後悔しないよう思い切りプレーしてほしい」とエールを送り、特に関心が高い競技としてテニス男子の錦織圭選手の名を挙げて「頑張ってほしい」と活躍を願った。