サッカー日本代表 3位決定戦の試合時間変更は事前相談なし 田嶋会長も寝耳に水だった

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(63)が10日、東京五輪を総括するオンライン取材に応じ、男女とも1次リーグを突破し、男子が4位、女子が準々決勝に進出した結果について「評価しなければいけない」との認識を示した。男子の森保一監督(52)、女子の高倉麻子監督(53)との面談を済ませたことを明かした田嶋会長は、2人に労いの言葉を贈った上で男女ともに「世界とは差があった」と総括した。

 6日の女子決勝と男子3位決定戦の開始時間が前日夜に急きょ変更となった経緯についても明かした。田嶋会長によると、女子決勝についてはカナダとスウェーデンの要望を受けて、FIFA(国際サッカー連盟)と組織委員会が試合時間の変更を前提に動いていたが、男子の3位決定戦については試合時間を変更しないと聞いていたという。

 ところが前日夜の発表では男子の試合時間も変更されていた。田嶋会長は事前に相談はなかったといい、「JFAもFIFAも大会組織委も把握していなかった。(変更を知ったのは)皆さんと一緒に伝わった」と寝耳に水だったことを明かした。

 五輪の大会日程についてはMF久保建英(20)が3位決定戦の試合後、「日程は正直あり得ないと思う。こんな短い期間で6試合やって、試合の前日に時間も変更された。本当は勝って文句を言いたかったけど負けたので…」と苦言を呈していた。

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