田嶋会長 五輪3決の時間変更知らされず「皆さんと一緒」 IOC独断の可能性を示唆

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(63)が10日、東京五輪閉幕を受けてオンライン取材に応じ、日本がメキシコに敗れて銅メダルを逃した6日の男子3位決定戦の開始時間が前日夜に急きょ変更となった経緯について、事前に連絡がなかったことを明かした。

 田嶋会長によると女子決勝の会場と時間変更については相談があったが、「3位決定戦は動かさないと聞いていた」という。ところが試合前夜の発表では男子の試合時間も変更されていた。田嶋会長は日本協会、国際サッカー連盟、大会組織委も「把握していなかった」とし、変更を知ったのも「皆さんと一緒に伝わった」と不満顔。国際オリンピック委員会側の独断であった可能性を示唆した。

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