J1神戸 今季加入のケニア代表マシカが5カ月で契約解除「双方合意のもと」
J1神戸は12日、ケニア代表FWアユブ・マシカ(28)と双方合意の上で契約解除したと発表した。
マシカはベルギー1部ゲンクの下部組織から2011年にトップチームへ昇格。2017年に中国2部の北京人和に移籍し、活動拠点を中国に移した。2020年1月からはイングランド2部レディングへ期限付き移籍して同年7月まで所属したが、その後は無所属となっていた。今年3月に神戸へ加入。スピードを生かした突破などに期待も大きかったが、神戸の戦術に適応できず。出場8試合(先発1試合)無得点に終わり、わずか5カ月でチームを去ることになった。
今夏の神戸は武藤、大迫、ボージャンと相次いで前線の選手を補強し、FW登録は9人まで膨れ上がっていたが、マシカと契約解除に至り、藤本がJ1清水に期限付き移籍したことで7人に減った。
マシカは「残念なお知らせになってしまいましたが、家族のことや出場機会をなかなか得られなかったこともあり双方合意のもと契約解除に至りました。短い間でしたが、クラブの選手やスタッフの皆さんには温かく迎え入れてもらい、サポーターの皆さんにはたくさんの力をもらい本当に感謝しています。サッカーの世界のどこかで必ずまたみなさんにお会いできると信じています。すべての皆さんの今後の活躍を祈っています」とクラブを通じてコメントした。