久保建英 目標へ第一歩 2季ぶりマジョルカ復帰戦「選手としてより良くなった」
「スペイン1部リーグ、マジョルカ1-1ベティス」(14日、マジョルカ)
スペイン1部で2季ぶりにマジョルカに加入したMF久保建英(20)はベティスとの開幕戦に後半16分から出場し、試合は1-1で引き分けた。
慣れ親しんだホームに帰ってきた。後半16分。1-1と同点にされた直後、久保建に出番が巡った。レアル・マドリードからの期限付き移籍で、2季ぶりに戻ってきたマジョルカでのリーグ開幕戦。相手に主導権を握られる苦しい展開が続く中、中盤の両サイドでプレーし、ドリブルで仕掛けるなど精力的な動きを見せた。
2季前は攻撃の軸として4得点4アシストを記録したが、チームは降格。加入後にはクラブの公式サイトで「選手としてより良くなったと思う。もっとチームを助けて、今回は目標を達成したい」と残留への強い思いを口にしていた。
「忘れられない経験をした」という東京五輪では3位決定戦で敗れ号泣した20歳のMFが、新たな目標へ向けて一歩を踏み出した。