J1神戸 FWリンコンが練習合流 三浦監督は慎重姿勢「まだまだだと思います」
J1神戸の三浦淳寛監督(47)が17日、天皇杯4回戦・名古屋戦(18日・豊田ス)に向けてオンライン取材に応じた。負傷していたFWリンコン(20)が練習合流したが、「まだまだだと思います」と実戦復帰へ慎重な姿勢を崩さなかった。
リンコンは6月13日のルヴァン杯プレーオフステージ・浦和戦第2戦(浦和駒場)に途中出場して負傷。左ハムストリング肉離れにより全治約12週間と診断されていた。
三浦監督は「ポテンシャルが高いだけに試合に使いながらトライしてきましたけれど、大きなけがにつながった。まずはしっかりと体をつくる。90分戦えるコンディションであれば、彼の能力は生きるんじゃないかなと思います」と見通しを語った。
リンコンはブラジル1部フラメンゴから完全移籍で今季加入。U-20ブラジル代表歴を誇り、新戦力の目玉とされていたが、コンディションが上がらず、5月22日のリーグ浦和戦(埼玉)でも左太もも裏を痛めて負傷交代。6日のルヴァン杯プレーオフS・浦和戦第1戦(ノエスタ)で復帰したが、来日初ゴールのないまま再び離脱していた。
チームはこの夏、元日本代表FW武藤嘉紀、日本代表FW大迫勇也、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチを獲得。日本代表FW古橋亨梧がセルティック(スコットランド)が完全移籍で抜けたFW陣で大型補強を敢行した。