J1神戸 武藤が入団会見「アジアナンバー1チームにする」
J1神戸は22日、今夏新加入した日本代表FW大迫勇也(31)、元日本代表FW武藤嘉紀(29)、FWボージャン・クルキッチ(30)のオンライン入団会見を行った。武藤は「さらに成長するための第一歩だと思っている。神戸の力になれるように精いっぱい頑張っていきたい」と意気込んだ。
武藤はFC東京の下部組織出身で、15年夏にドイツ1部マインツに完全移籍した。18年夏にニューカッスルに完全移籍したが定位置を確保できず、昨季はスペイン1部エイバルに期限付き移籍した。今回の移籍について「(日本に)帰ってきた理由は神戸に勝利をもたらすこと、タイトルをもたらすこと、そしてアジアナンバー1チームにするという大きな目標を掲げて帰ってきた」と神戸入りを決断した。
21日にはJ1鹿島戦(ノエスタ)で後半から移籍後初出場し、6年ぶりのJリーグ復帰となった。同34分にMF山口蛍(30)の決勝点をいきなりアシストし、合流から3日で結果を残した。「6年ぶりの日本のピッチでわくわくした気持ちで望んだ」と神戸デビューを振り返り、「結果的に試合に勝つことができた。アシストという結果を残せたことは非常にうれしく思うけど、コンディションをもっと上げてさらにチームの勝利に貢献することを意識して練習したい」と語った。