長友佑都が最終予選“圧勝”宣言 W杯ベスト8へ「圧倒できないと話にならない」

 代表練習に参加した長友(撮影・佐々木彰尚)
 オンライン取材に応じたDF長友佑都
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 日本代表は30日、W杯カタール大会アジア最終予選の初戦となるオマーン戦(9月2日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)に向けて、大阪府内で合宿を開始した。練習に先立ち行われたオンライン取材でDF長友佑都(34)=無所属=は「圧倒的な強さを見せつけたい」と最終予選での圧勝を誓った。

 W杯最終予選は4度目となるだけに「緊張感は2次予選とは全く違う。相手のレベルも一段上がる」という言葉には実感が伴っていた。自身は負傷のため不在だったが、前回のロシアW杯最終予選の初戦ではホームでUAEに逆転負けを喫した。同じ轍を踏まないためにも「前から圧力かけて、日本の圧力を開始10~15分で相手に見せつけたい。今はそれができるだけの力がある」と力を込めた。

 W杯本大会では16強の壁を打ち破り、日本史上初となる8強進出が目標となるだけに、再び最終予選で手こずる訳にはいかない。「圧倒的な強さを見せつけたいという思い。それだけの力のあるチームと思う。目標としているベスト16の壁を破り、ベスト8、4に行くという目標を掲げているぶん、アジア予選は圧倒できないと話にならない。内容でも圧倒するような試合を見せたい」と語気を強めた。

 東京五輪代表から6人(オーバーエージ除く)が名を連ねるなど、最終予選に出場経験のない選手が7割近くに達するだけに「融合が一番のポイントになる」と語った。「経験ある選手だけで固めても難しい。フレッシュな若い選手だけでも緊張感ある戦いで一つボロが出るとそこを突かれる。ベテランと若手の融合が非常に大事になってくる。強いチームはしっかり融合している」と持論を展開した。国際Aマッチ通算125試合出場を誇る百戦錬磨がカタールへの旅路で船頭役を担う。

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