無所属・長友佑都「過酷な環境」欧州でのプレー熱望 酒井、大迫のJ復帰には「良い選択」

 練習で汗を流した長友(撮影・佐々木彰尚)
 オンライン取材に応じたDF長友佑都
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 日本代表は30日、W杯カタール大会アジア最終予選の初戦となるオマーン戦(9月2日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)に向けて、大阪府内で合宿を開始した。練習に先立ち行われたオンライン取材でDF長友佑都(34)=無所属=は「過酷な環境で勝負したい」と欧州でのプレー継続を熱望した。

 6月末にフランス1部マルセイユを契約満了で退団した。所属先が決まらないまま代表活動に参加し、欧州主要リーグの移籍期間は31日で閉じられようとしているが「焦っても仕方ない。移籍の問題は自分の意志で決まらない。去年もこんな感じだったので自分は落ち着いていますし、経験があるので焦ることはない。自分を欲してくれたチームで輝く努力をするだけ。それはぶれてないので、冷静にここ2日間も見ている」と落ち着き払っていた。

 今夏はDF酒井宏樹が浦和、FW大迫勇也が神戸に加入するなど代表選手の国内復帰が相次いでいる。長友は「彼らは経験があるので欧州のトップレベルも分かっている。むしろ逆に、最終予選が月一回で続いていくので、移動の負担や時差の問題も含めて考えればそれも良い選択」と理解を示しつつも「過酷な環境で勝負したい、挑戦したい哲学があるので、そこは変わらずに持っている」と引き続き欧州でのプレーを希望していることを明かした。

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