乾貴士がC大阪復帰「ファン、サポーターの皆さま、ただいま」背番号23の理由も説明
J1C大阪は元日本代表MF乾貴士(33)の新加入が決定したことを発表した。乾は11年7月以来、10年ぶりのC大阪復帰となる。背番号は23。クラブから発表されたリリースでは、背番号23に決まった理由にも触れている。
乾は6月にスペイン1部エイバルを退団し、無所属となっていた。今夏はC大阪の練習に参加しながら欧州でのプレー継続を模索していたが、移籍期間の終了前に断念。C大阪の復帰要請に応じた。
乾はクラブを通じて次のようにコメントした。
「セレッソ大阪に加入することになりました乾貴士です。はじめまして!のサポーターの方もいると思いますし、前から応援して頂いているサポーターの皆さんと会えるのも楽しみです!ブンデスリーガ、夢であったスペインリーグでの日々、ロシアW杯大会での戦い。この10年で多くの経験をすることが出来ましたが、もっともっとサッカーが上手くなりたいという欲求は尽きません。大阪の、そして日本中の子供たちに楽しいサッカーを届けられるように、セレッソ大阪で頑張ります!」
(続けて)「また、背番号に関しては、クラブからは7番を用意していただいており、自分の中でもとても悩みました。ただ、僕自身23歳の時にセレッソから海外に挑戦させてもらったこと、そしてまたこのチームに帰ってきて、ここからスタートしたいという強い思いを込めて23番を選ばせてもらいました。さらには、大好きな山下(達也)選手が付けていた番号でもあるので、付けたい思いもありました。クラブにもこの思いを理解していただき感謝していますし、皆さまにも新しい乾貴士を迎え入れていただけたらと思います。ファン、サポーターの皆さま、ただいま!!また熱い応援を宜しくお願いします!」
Jリーグでは無所属の選手は10月1日まで登録が可能で、早ければ9月5日に行われるG大阪とのルヴァン杯準々決勝第2戦が復帰戦となる。
乾は08年に横浜Mから当時J2だったC大阪へ移籍し、MF香川真司(PAOK)らとともに活躍。11年にドイツ2部ボーフムへ移籍した。W杯ロシア大会では日本代表の16強入りに貢献した。