久保建英 五輪とは「全くの別物」 自身初のW杯最終予選へ
サッカー日本代表のMF久保建英(20)=マジョルカ=が31日、W杯カタール大会アジア最終予選の初戦となるオマーン戦(9月2日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)に向けてオンライン取材に応じた。「この(9月の最終予選)2試合で必ずチャンスは来ると思うので、そのチャンスを無駄にせずにいつもチームで出しているプレーを出していければ問題ない」と意気込んだ。
4強入りした東京五輪世代からは6人。オーバーエージを含めれば9人が選出された。「(五輪代表とA代表は)自分としては全く別物だと思っている」とし、「実績からしたら自分たち五輪に出た選手は挑戦する立場だと思う。かと言ってそんなに差があるとは思っていない。自分の立ち位置は自分では分かっているつもりなので、試合でそれを証明するだけ」と語った。
所属チームは開幕3試合を2勝1分けで上位につけている。自身も2試合連続先発と貢献している。「今はコンディションも良くて去年腐らずやってきてよかったと思っています」と好調を維持している。
久保建にとっては初の最終予選。「経験もないので、どんなものというのは言えないですけど、自分はテレビで見て感じるのはレベルも高いし、均衡した試合になると思う」と話す。厳しい試合が続くことになるが、「自分たちが先手を打っていきたい」と戦いを見据えた。