森保ジャパン 板倉離脱、南野欠場も 前日夜に昌子緊急招集 最終予選ドタバタ開幕

 サッカー日本代表は1日、W杯カタール大会アジア最終予選初戦となるオマーン戦(9月2日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)に向け、公式練習を行った。試合会場で冒頭15分を公開した練習にはMF南野拓実(26)=リバプール=が左太ももの違和感、板倉滉(24)=シャルケ=は右脚付け根の違和感で不参加。板倉は負傷離脱となり、代わってDF昌子源(28)=G大阪=が追加招集された。

 最終予選初戦から困難が待ち受ける。冒頭15分が公開された午後5時からの公式練習。しかしメンバーの中に南野と板倉の姿がない。日本協会は南野が左太もも、板倉は右脚付け根にそれぞれ違和感があり、大事をとって宿舎で静養していると説明した。

 しかし午後10時半過ぎ、板倉の負傷離脱と昌子の追加招集を発表。昌子はこの日のルヴァン杯準々決勝・C大阪第1戦(ヨドコウ)にフル出場しており、オマーン戦の出場は現実的ではない。

 今回の日本代表には24選手を招集。そのうち移籍手続きを優先したDF冨安健洋(アーセナル)と移動時間の関係でMF守田英正(サンタクララ)が、日本政府と協会が取り決めた試合3日前までの入国がかなわず、オマーン戦の欠場が決定している。

 さらに南野が出場回避となれば、21選手(3選手はGK)で初戦に臨むことになる。森保監督は練習前に行った公式会見で「今日の練習を見て最終的に判断したい。週末の試合から多少けがというかコンディション的に100%じゃない選手もいる」と手薄となったメンバーの起用について説明した。

 南野はこの日昼過ぎにオンライン取材に応じており、「僕自身はチームの勝利が一番ですけど、皆さんの注目を集めていきたいと思っているので『狙っていきたい』とあえて言います」とMF本田圭佑を超える史上初のW杯予選出場8試合連続ゴールについて語っていた。笑みも交えて意欲的だったが、欠場が濃厚。主力数人を欠き、森保ジャパンの最終予選の幕が上がる。

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