日本代表ＤＦ昌子源（２８）＝Ｇ大阪＝が５日、Ｗ杯カタール大会アジア最終予選第２戦の中国戦（７日、カタール・ドーハ）に向けてオンライン取材に応じ、「代表選手として戦えることに誇りを持っている。僕らだけで戦っている訳ではない。日本代表は本当に大きなものを背負っている。いろんな選手の思いを背負って戦いたい」と心構えを熱く語った。

　ＭＦ板倉滉（シャルケ）の離脱に伴い、オマーン戦前日の１日追加招集された。敗戦をベンチから見つめた昌子は「全員が勝つ思いで試合に挑んでいたのは伝わってきていた」と振り返り、「切り替えないといけない。もう１回試合ができるとか、あの試合の結果が返ってくる訳ではない」と説いた。「招集された全員に責任がある。重く受け止めて、次の試合は勝ち点３を必ず取って帰らないといけない」と覚悟を示した。

　「昨日（４日）の練習の雰囲気も素晴らしいものだった」とチームの立ち直りを強調。中国戦に向けて「開始１秒から、スタジアムに入るところから、勝負にこだわる姿勢を見せていければ」と気合を入れた。