メッシ激怒「なぜ試合前に警告しなかった?」W杯予選、開始4分40秒で突如中止
サッカーの2022年カタールW杯南米予選ブラジル-アルゼンチン戦がキックオフ直後に中止になる事態が発生した。試合は5日(日本時間6日)にブラジル・サンパウロで始まったが、ブラジル国家衛生監督庁職員がピッチに入り試合中止を通告した。
アルゼンチン紙クラリンによると、試合開始から4分40秒後に騒動は起こったという。ブラジル国家衛生監督庁の男性がフィールド内に入り、英国でプレーするアルゼンチンの4選手が新型コロナウイルス規制において、虚偽の申告をしたとしたというのが中止通告の理由とした。
アルゼンチン代表FWメッシはブラジル代表FWネイマールらとともに説明を求めた。メッシは後に騒動を受けて激怒。「われわれは3日間ここにいる。なぜ試合が始まる前に警告しなかった?宿泊先に来るべきだった」などと猛抗議した。
ブラジルでは英国など新型コロナウイルスのデルタ株がまん延している国を「レッドゾーン」と規定。14日以内に英国への渡航歴の申告を必要としている。