INAC神戸 前代未聞の午前10時開始でWEリーグ第1号ゴール狙う 地上波生中継も決定
日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」に参戦するINAC神戸が7日、開幕戦・大宮戦(12日・ノエスタ)に向け、神戸市東灘区の練習場で練習を公開した。
INAC神戸の開幕戦は前代未聞の午前10時開始で、開幕5試合の中でもっとも早い時間でのキックオフとなる。先制点が必然的にWEリーグ第1号ゴールとなるだけに、星川敬監督は「お互いに名前が残る試合。大宮さんといいゲームをして、できればファーストゴールを自分たちのチームから出したい」と話した。
ウイングバックとして先発濃厚な元日本代表MF伊藤美紀(25)も「チームが勝つことが一番なので。その中でも私が最初のシュートチャンスになったらしっかり決めたい」と意欲的に語った。
試合は「WEリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に基づき、上限5000人に制限して有観客で開催される。ピッチレベルのエキサイティングシートなど一部席種はすでに完売。WEリーグが今後8シーズンのオフィシャルブロードキャスティングパートナー契約を結んだDAZNで配信されるだけでなく、地上波(関西ローカル)でも朝日放送テレビでの生中継が決定。試合前にはWEリーグアンセム「WE PROMISE」を作曲したTUBEの春畑道哉が来場し、楽曲の演奏をする。
会場のノエビアスタジアム神戸は天候などの影響でピッチ状況が悪化しており、J1神戸が18日の札幌戦の会場を神戸総合運動公園ユニバー競技場に変更することを発表したばかり。現在、急速に補修しており、INAC神戸の開幕戦は同会場で開催される。