長友佑都 FC東京復帰の理由は「愛するクラブだから」クラブの人に「心が動かされた」

 J1のFC東京への復帰が発表された日本代表DF長友佑都(35)の復帰会見が12日、YouTubeライブで始まった。

 マイクを手にした長友は笑顔で「みなさんこんにちはFC東京の長友佑都です」とあいさつした。「とにかくうれしいです。非常に、心から、この愛するここのクラブに帰ってこれてうれしく思います」と語った。

 復帰の経緯については、「移籍期限の中で、国外・国内と興味を示してくださったチームはありましたけど、その中でも僕の大好きなFC東京から熱烈なオファーをいただき。ビジョンだったりとか思いというものに、僕自身感動して、このクラブに帰ってきたいと決意をしました」と語った。決め手については、「愛するクラブだからです。それ以外にはないぐらい」と明言。「クラブとしてどこを目指していくのかというビジョンもそうですけど、それ以上に愛有る、心あるこのクラブに、人に、僕の心が動かされたという感じです」と説明した。

 この日に11年ぶりの古巣復帰が発表され背番号は「50」。7月にフランス1部のマルセイユを退団し、無所属となっていた長友は当初は欧州でのプレー続行を希望していたが、日本でのプレーを選択した。今夏、大型補強をした神戸からも興味を示されていた中でFC東京に決めた。

 長友は明大在学中の2008年にFC東京入り。10年W杯後からイタリアのチェゼーナ、インテル、トルコのガラタサライ、マルセイユと海外を渡り歩いた。

 日本代表でW杯を3度経験し、歴代2位の国際Aマッチ通算127試合出場。自身4度目の本大会へ今年のアジア最終予選にも招集されている。

 FC東京は現在リーグ9位。長友は最短18日の横浜FC戦(味スタ)でデビューする可能性もある。

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