神戸・大迫「相手は嫌だろうと感じていた」武藤との2トップはまり5発大勝
「明治安田生命J1、神戸5-1浦和」(2日、ノエビアスタジアム神戸)
4位神戸が日本代表FW大迫勇也(31)の移籍後初ゴールで先制し、今季最多タイの5ゴール大勝で5位浦和を粉砕。暫定3位に浮上した。
最近は大迫を1トップに置く4-2-3-1を基本布陣としていた神戸だが、この試合では中盤をMFイニエスタを頂点としたダイヤモンド型にした4-4-2に変更。大迫とFW武藤の2トップで前線から相手への圧力を強めた。
三浦監督は「今日の試合に関しては攻撃、守備、徹底してアグレッシブにいくぞと話をしました。その中で選手それぞれが各ポジションの役割をピッチ上で的確に表現したと思います」と納得の表情を浮かべた。1週間ぶりの試合となる浦和に対し、神戸は前戦・川崎戦(9月29日・等々力)から中2日と厳しい日程だったが、体力的な負担も承知で積極的な守備を見せた。
大迫と武藤はそれぞれ1得点。大迫は武藤との2トップについて「やりやすさというよりは、相手は嫌だろうなとは感じていました。僕らがしっかりと前後半ずっとプレッシャーかけ続けられますし。相手が嫌がることはずっと続けていこうと思っていました」と振り返る。
これで勝ち点57となり、暫定3位に浮上。16年に記録した勝ち点55を上回り、クラブ最多勝ち点を31試合で達成した。「もっともっと積み上げて我々の目標達成できるように謙虚な姿勢と自信を持って頑張っていきたい」と三浦監督。目標とするACL出場権獲得へ大きな1勝となった。