日本代表期待の新戦力・田中碧がボランチ争いへ「いかに『田中碧』を表現できるか」

 日本代表は4日、W杯カタール大会アジア最終予選B組のサウジアラビア戦(7日)に向けてジッダで合宿を開始し、練習に先立ってMF田中碧(23)=デュッセルドルフ=がオンライン取材に応じた。

 国内組だけで編成された2019年の東アジアE-1選手権以来、海外組を含めれば初となる代表招集に「光栄なこと。小さい頃から常に目指してきた場所」と喜びを隠さなかった。東京五輪で絶対的な主力として存在感を発揮し、今夏に移籍したドイツ2部デュッセルドルフでも5試合連続先発出場と定位置をつかんだ。

 代表定着に向けて「いかにピッチで『田中碧』というものを表現できるか」と意欲をにじませた。ボランチは激戦区だが、主戦の遠藤航(28)=シュツットガルト=とは東京五輪でコンビを組み、守田英正(26)=サンタクララ=とはJ1川崎で元同僚と、新顔とはいえ連係に大きな不安はない。

 出場すれば初となる最終予選へ「勝つことが一番の目標。勝たないと何もつながらない。ピッチで勝利に貢献できればいいし、欲を言えば点を取ってチームを勝たせるようなプレーができれば」。期待の俊英が虎視眈々と出場機会をうかがう。

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