吉田麻也、悪夢敗戦に悲壮「終わったわけではない」結果でなければ「責任をとる覚悟」
「W杯アジア最終予選、サウジアラビア1-0日本」(7日、ジッダ)
衝撃の、そして痛恨の敗戦を森保ジャパンが喫した。敵地での試合でパスミスからの失点で先制点を許しての敗戦を喫した。失点を防ごうと守備の要で主将のDF吉田麻也が追いかけたが、及ばなかった。
後半26分に、柴崎がハーフウェーライン付近からバックパスを出したが、これをブリカンにかっさらわれた。パスを受ける位置にいた吉田が追いかけるも振り切られ、シュートを決められた。
試合終盤は前線に攻め上がる時間も増やしたが、得点は奪えず。0-1で試合終了の笛を聞いた。
試合後、吉田は試合中継を担当したDAZNのインタビューに、「次、勝つしかないですね」と応じた。3試合終わって勝ち点3という結果に、「次、オーストラリアに勝つしかないと思ってますし、サウジとの、この借りはホームで絶対、返したいと思っています」と前を向いた。
ただ、「予選が終わったわけではないです」という点は強調した。現状に批判があることは承知した上で、「終わった時にジャッジしてもらえればいいと思いますし、その時に結果が出なければ、もちろん協会、監督、そして選手も責任をとる覚悟はできていると思っているので、終わってから判断してもらえればいいなと思っています」と語った。
主将として、チームを鼓舞し、牽引できるか。オーストラリアとの次戦が極めて重要な一戦となる。