日本敗戦セルジオ氏憤慨「船で帰らせろ」「柴崎アシスト?」松木氏「冗談ついてけない」
サッカー日本代表は8日、W杯アジア最終予選のサウジアラビア戦に臨み、0-1で敗れた。
日本代表はサッカー解説者のセルジオ越後氏は、自身のYouTubeチャンネル「蹴球越後屋」で、松木安太郎氏と、中継にあわせた生配信を実施。失点の瞬間、思わず「いまのは柴崎のアシスト?」とつぶやき、松木氏を「冗談についていけません」と困惑させた。
0-0で進んだ試合。後半26分に悪夢の瞬間を迎えた。
松木氏が「日本が1点取ったら、決まりのような気がするな」と話した直後、MF柴崎岳=レガネス=のバックパスがサウジ選手にわたり、決勝点を許した。
日本のゴールネットが揺れると、松木氏は「あ、あーっ」と机に突っ伏した。セルジオ氏は、「遠藤でしょ?遠藤?」とパスした選手を松木氏に確認するが、松木氏は「いやぁ…」と応じられなかった。
「なんだよ、いまのバックパス」というセルジオ氏に、松木氏も「なんでバックパスしたんだろ。なんで外出しとかないんだろ。うわぁ…」とぼうぜん。セルジオ氏は「でもね、この時間じゃね、追いつけないのね。ありえないよ、あのバックパス。ほら、吉田も苦しんでるよ」と顔をしかめた。
映像でパスしたのが柴崎と確認できると、松木氏は「柴崎か。柴崎じゃん」。セルジオ氏が「柴崎にアシストつくの?これ」と問いかけたが、いつもは陽気な松木氏も「いやいやいや、冗談についていけません。すいません」と答えるのが精一杯だった。
セルジオ氏は「冗談言うしかないね。ありえないよ。俺が監督だったら『交代!』。ここで交代だよ。こんな大事なときに、こんな…。前半の素晴らしいシュート、帳消しだな」と憤慨した。
直後にオナイウ阿道=トゥールーズ=が投入されたが、2人は「遅かったよな」と采配を疑問視。松木氏は「メンバーを替わって生き返らないんだよね。ガラッと、こう、メラメラしたものがないんだよ、今までの試合を見ても。その原因としては、もしかしたら、(選手交代をしても)システムやポジションを変えないというところにあるのかもしれない」と、森保監督に不満げだった。
試合終了後もセルジオ氏の怒りは収まらず。柴崎がミスしたプレーのVTRを見て「ナイススルーパスだね」と皮肉。松木氏は「帰りの飛行機、キツいな」と選手の心境をおもんぱかったが、「船で帰らせろ」と突き放した。