崖っぷち日本 DF冨安は「気持ち」強調「結集させて勝ちまでもっていくかだけ」
「W杯アジア最終予選、日本-オーストラリア」(12日、埼玉スタジアム)
サッカー日本代表のDF冨安健洋(22)=アーセナル=が9日、オンライン取材に応じ、「全員がもちろん勝ちたい、W杯に行きたいと思っている。その気持ちがまだ結果として表れていない。どう気持ちを結集させて勝ちまでもっていくかだけだと思う」と決意を語った。
3試合を終えて1勝2敗。敵地で敗れたサウジアラビア戦については「後半に入ってシンプルなミスが明らかに増えたし、後ろから見ていても感じた。その時間帯に失点してしまった。後ろから全体に伝えていくところは必要な部分だった」と反省した。
また、攻撃では3試合で1得点のみに終わっている。冨安は「もっとアグレッシブにプレーしないといけない。追い込まれているが、守りに入っても仕方ないし、自分がやるんだという気持ちが必要。サウジ戦は守備でボランチやサイドの選手に頑張らせすぎた。後ろは(相手と)同数でいいという自信をもってプレーしないといけない。もっとDFラインが守備では負担を請け負わないといけないと感じた」と攻撃の意識を高める必要性を口にした。
相手のオーストラリアは最終予選3連勝で現在同組の1位。「より追い込まれた状況になっている。勝ち点3を取るしかない」と意気込んだ。