これが川崎の文化 谷口が被り物で“寄付付アボカド”PR 等々力改築の支援に
J1川崎は14日、本拠地の川崎市等々力陸上競技場(川崎市中原区)の整備基金に売り上げの一部が寄付される「かわさき応援アボカド」を販売すると発表した。川崎市内のスーパーや量販店で販売され、1パック4個入りで希望小売価格は398円。1パックを売り上げるごとに5円が寄付される。
川崎市は5月に同競技場を球技専用に改築する骨子案を示しており、スタンドを増設することで収容人数は約3万5千人に拡大される見通しとなっている。オンラインでの記者会見に出席した主将のDF谷口彰吾(30)は「球技専用スタジアムでプレーすることは楽しみで、自分たちの力になる。市民の皆さんが過ごしやすい等々力を一緒につくっていける。購入してもらえれば」と呼び掛けた。
川崎は2009年秋から「かわさき応援バナナ」を販売しており“かわさき応援シリーズ”の第2弾となる。「バナナ」では約1千万円の寄付金が集まったといい、「アボカド」にも期待が集まる。
会見ではアボカドのかぶり物姿の選手写真も披露された。Jリーグ屈指の“イケメン”谷口は「特に驚きはなく『バナナの次はアボカドね』と撮影した。さすがフロンターレ、文化になっている」と爽やかに笑った。