神戸ボージャン初先発 イニエスタと移籍後初共演「目を合わせるだけで…」

前半、攻め込む神戸 ボージャン・クルキッチ=ノエスタ(撮影・佐々木彰尚)
 前半、ゴールを狙う神戸・クルキッチ(撮影・佐々木彰尚)
後半、ドウグラスがゴールを決めて喜ぶ神戸イレブン=ノエスタ(撮影・佐々木彰尚)
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 「明治安田生命J1、神戸1-0福岡」(16日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸の元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(31)が加入後初めてスタメン出場し、バルセロナ時代のチームメートでもあるMFアンドレス・イニエスタ(37)と初共演した。

 FW武藤と2トップを組み、FWドウグラスと交代する後半16分までプレー。前半10分には左足で強烈なシュートを見せたが、得点には絡むことができなかった。「先発で出られて良かった。自分にはチームメートと時間を重ねていくことが今何よりも必要。相互理解を深めるためにもいい機会だった」と振り返った。

 神戸はFW大迫がW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(12日・埼玉)で負傷。三浦監督は当面の離脱も示唆しており、この試合はメンバー外となった。ボージャンは今夏に加入後、出場5試合目にして初のスタメン。途中出場だった前戦浦和戦(2日・ノエスタ)では来日初ゴールも決めており、調子を上げていた。

 これまでイニエスタとの交代で投入が多かったため、2人が同じピッチに立つのは神戸では初めて。「一緒にプレーできてうれしいですね。誰もがそうだと思うが、やりやすい。目を合わせるだけである程度何をしたいか理解できる選手がピッチにいることは心強い」と話した。

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