吉田、冨安、南野ら11人が深夜に無事入国 全体練習合流は試合前日 チャーター機遅延で

 「W杯アジア最終予選、ベトナム-日本」(11日、ハノイ)

 日本サッカー協会は9日(日本時間10日)、W杯カタール大会アジア最終予選ベトナム戦(11日、ハノイ)に臨む日本代表で、チャーター機到着が遅れていた主将の吉田麻也(33)=サンプドリア=ら欧州組11人がベトナムに入国したと明かした。同日午後10時(日本時間10日午前0時)ごろ空港に到着し、同11時(日本時間同1時)前に宿舎入りした。

 欧州組を乗せて8日にオランダを出発したチャーター機は9日午前にハノイに到着する予定だったが、給油地ロシアで足止めされた。搭乗していたのは川島、吉田、板倉、冨安、原口、伊東、南野、古橋、守田、鎌田、堂安の計11人で、試合前々日(9日)の練習には参加できなかった。

 入国後は所定の検査による陰性確認を経て、宿舎のジムで体を動かす予定という。残された全体練習の機会は試合前日の10日に試合会場のミーディン国立競技場で行う一度だけ。公式練習のため、時間は約1時間に制限されるとみられる。

 大迫、長友ら国内組10人と6日までに試合を終えた遠藤、三笘ら一部の欧州組7人の計17人は日本経由で既に現地入りしている。

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