浦和・阿部勇樹が引退へ 10年W杯南アフリカ大会、ベスト16進出に貢献
J1浦和の元日本代表MF阿部勇樹(40)が今季限りでの現役引退を検討していることが12日、分かった。
千葉県出身の阿部は1998年に市原(現千葉)の下部組織から昇格し、当時J1最年少記録の16歳333日で初出場した。2007年に浦和へ完全移籍し、イングランド2部(当時)レスターを経て、12年に浦和へ復帰。浦和では2度のアジア・チャンピオンズリーグ制覇などタイトル獲得に尽力した。
プロ24年目の今季は4年ぶりに主将を務め、開幕戦でゴールを決めるなど12試合3得点。歴代4位のJ1通算589試合に出場し、75得点を挙げている。
日本代表として10年W杯南アフリカ大会に出場。不動のアンカーとして日本のベスト16進出に貢献した。