森保ジャパン“おっさんの逆襲”だ 吉田「見返してやりたい」長友&大迫も呼応

 「W杯アジア最終予選、オマーン-日本」(16日、マスカット) 

 日本代表は14日、W杯カタール大会アジア最終予選オマーン戦(16日=日本時間17日)に向け、試合の開催されるオマーン・マスカットで調整。この日、オンライン取材に応じた4人のうち、DF長友佑都(35)=FC東京、吉田麻也(33)=サンプドリア、大迫勇也(31)=神戸=と3人が30代。世代交代をささやく声もある中、ベテランの逆襲を誓った。

 図らずも取材対応した4選手のうちMF伊東を除く3人が30代となった。まずは吉田が口を開いた。

 10月のオーストラリア戦で国際Aマッチ111試合出場となり、中沢佑二を超えて歴代単独7位となった主将は「年も年なので一試合で評価ががらっと変わる。悪ければ年齢のせいにされる。長友選手、大迫選手も同じ気持ちかなと思う。見返してやりたい気持ちが強い」と力を込めた。

 吉田が名前を挙げたように近況のパフォーマンスへの風当たりが特に強いのが、長友と大迫だ。長友は最終予選3試合連続で途中交代、大迫はオーストラリア戦での右膝負傷から復帰間もない。両選手ともスタメン起用が続くが、全盛期のような活躍からは程遠い。

 年齢について、長友は「年齢の部分はもうすでにロシア(W杯)の前からおっさん、おっさん言われていたので、免疫がついている。おっさんのパワーを見せつけてやろうという気持ちもあります」と反攻を誓う。大迫も「年齢どうこうじゃなく常にそれは思っていることなので。そこは競争の中でだと思うし。日本代表が勝つために自分の最大限を常に出さないといけない」と言い切る。

 3選手とも黒星発進となった9月のオマーン戦に出場。吉田は「この状況を招いたのは自分たち。ここで勝てばオマーンを引き離せるし、上にもプレッシャーを与えられる」と再戦の重要性を強調。最終予選3連勝を誓い、“おっさん軍団”の逆襲も始まる。

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