日本代表 酒井宏樹「勝つしかない」負傷の右足付け根は順調に回復
「W杯アジア最終予選、オマーン-日本」(16日、マスカット)
日本代表のDF酒井宏樹(31)=浦和=が15日、W杯カタール大会アジア最終予選オマーン戦に向けオンライン取材に応じ、代表合流前に負った負傷の状態について「よくはなってきています。練習の中でもやれることは増えてきている。かなり、自分の中では上がってきているという感触はあります。ただ、骨ではなく、筋肉系なのですごく慎重にはやっているところです」と順調な回復を強調した。負傷部位は右足付け根だったと明かした。
酒井は3日のJ1川崎戦で負傷し、7日の鹿島戦はメンバー外に。代表合流後もベトナム戦の前日10日の時点で別調整となっており、この試合ではベンチ外だった。「もっと早く治ると思っていました。だから当初考えていたのとは全然違いますし、そこは本当に申し訳ない」と心境を口にした。
負傷の中でも森保一監督からは選出された。「信頼していただいているというのは感じますし、信頼に応えないといけないと思っている」と覚悟を示した。
次戦のオマーンには初戦で敗れ、リベンジが絶対となる。酒井は「とにかく勝つしかない。あれだけ悔しい思いをしましたし、見ている人にとっても嫌なスタートを切らせてしまった。その点も含めて僕らには責任がある」と必勝を誓った。