吉田麻也は安堵と決意「大きな大きな勝ち点3」自力でW杯切符へ「緩むことなく」
「W杯アジア最終予選、オマーン0-1日本」(16日、マスカット)
日本のDF吉田麻也主将が大きな勝ち点3を振り返った。
DAZNによる試合中継でのインタビューに応じた。攻め切れずに時間が経過する展開となったが、「なかなか点が入らずに焦れやすい試合でしたし、アウェーということで雰囲気も環境も難しい中で、我慢して我慢して最後に1点取って勝ち点3を取れたっていうことは非常に大きいし、他会場が引き分けもあったということで順位も入れ替わったので」と振り返った。
オーストラリアが引き分けたため、2位に浮上。「僕らにとって大きな大きな勝ち点3だと思いますけど、内容の部分ではもちろん満足してないですし、引き続き、もうちょっと試合を支配できるような戦い方をできなければ苦しくなるなという感はあります」と語った。
1月のホーム2試合へ「確実に勝って、今、現状、勝ち続ければ自力でW杯(出場)をつかめるところまで来ているので、引き続き緩むことなく勝ち点を取らなきゃいけないですし、まだまだ油断できないし、一つのミスで大きく状況が変わる状態なので、気を引き締めていきたいなと思います」と誓った。
吉田は点をとれずにいる苦しい展開の中でも、先に点を失わないように後ろでチームを支えた。責任感がにじむ発言が続いていた吉田だったが、まずは勝ち点3への安堵と、今後も続く厳しい戦いへの思いがにじみ出ていた。