田嶋会長「非常に大きな勝利」「効果的な選手交代」と森保監督の采配を評価
「W杯アジア最終予選、オマーン0-1日本」(16日、マスカット)
日本サッカー協会の田嶋幸三会長(63)が17日、W杯カタール大会アジア最終予選オマーン戦での勝利を受けて談話を発表した。
田嶋会長は「まず初めに、深夜にもかからず日本で応援してくれた皆様、オマーンのスタジアムで大きな声援を送ってくれた皆様に心から感謝いたします」とサポーターへの謝意を述べ、「今日は勝ち点3を獲得した非常に大きな勝利だった。後半の効果的な選手交代によって、サイドを崩しながら相手にプレッシャーを与えていた。試合を支配しながら進められたことが得点や勝利につながったと思う」と、後半開始から三笘薫(サンジロワーズ)を投入した森保一監督の采配を評価した。
日本は中国を引き分けたオーストラリアを上回り2位に浮上したが、田嶋会長は「チーム全員が集中して一丸となって戦っていることが伝わってきた。監督や選手も理解しているように、まだW杯へのチケットを勝ち取ったわけではなく、これから4試合の厳しい戦いが待っている。まずは1月からの2試合にしっかりと集中すること」と引き締めた。最後に「これからもSAMURAI BLUEへの応援をお願いいたします」と締めくくった。
年内最終戦を勝利で終えた日本は来年1月27日に中国、同2月1日にサウジアラビアとのホーム2連戦を控えている。