今季限り退団のDF槙野「毎日泣いている」 涙ながらに浦和への愛着吐露

 今季限りでJ1浦和を退団する元日本代表DF槙野智章(34)が17日、オンラインでの記者会見を行い「あんまり整理がついていない。毎日泣いている」と心情を明かした。

 5日に契約満了を通達されたという槙野は「まさか自分がという思いはあった。このクラブで引退したかった」と何度も声を詰まらせ、涙ながらにクラブへの愛着を語った。現役続行の意思を示したが「違うユニホームを着てプレーする姿を想像できない。それくらい難しい状況」と複雑な心境ものぞかせた。

 現在は指導者資格のB級ライセンスを受講中。プロ野球日本ハムの新庄剛志監督の名前を挙げ、「『あの監督を見たい』と思ってもらえるような監督になって戻ってきたい」と将来的に浦和の“ビッグボス”となる考えも明かした。

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