元なでしこ監督の佐々木則夫氏が協会の新女子委員長就任「再び世界一を目指すために」
日本サッカー協会は18日、女子委員長に元女子日本代表「なでしこジャパン」監督の佐々木則夫氏(63)が就任すると発表した。同日、行われた理事会で決議された。
日本協会の理事でもある佐々木氏はWEリーグ大宮の総監督を務めているが、12月4日で同職を退任し、同5日から常勤役員、女子委員長として活動する。大宮にはシニアアドバイザーとして携わる。
佐々木氏は2008年から「なでしこジャパン」の指揮を執り、11年女子W杯ドイツ大会で初優勝に導き、15年女子W杯カナダ大会は準優勝。12年ロンドン五輪銀メダルと実績を残したが、16年リオデジャネイロ五輪出場を逃したアジア最終予選後に退任していた。
大宮を通じて「日本の女子サッカーが再び世界一を目指すために、クラブに理解いただいてこの決断をしました。大宮という街は私にとっての聖地ですし、大宮アルディージャ、大宮アルディージャVENTUSは、今までも、これからも、私にとって特別なクラブです。大宮アルディージャVENTUSから世界一になるメンバーが出ることを強く望んでいますし、私自身も微力ながらシニアアドバイザーとして今後もクラブに貢献していければと思っております。ファン・サポーターの皆さん、これからもよろしくお願いします!」とコメントした。