ビーチサッカー日本代表の茂怜羅ら6人が帰国後待機期間に練習参加 協会「非常に遺憾」

 日本サッカー協会(JFA)は18日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催された「インターコンチネンタル ビーチサッカー杯」(11月2日~6日)に参加したビーチサッカー日本代表の監督兼選手である茂怜羅オズ、上里琢文、河合雄介、田中颯、見山龍之介、山内悠誠の6人が、日本政府によって定められた帰国後の待機期間中に所属する東京Vの練習に参加していたと発表した。

 日本協会の須原清貴専務理事は理事会後のオンライン会見で「新型コロナウイルス感染拡大防止に影響を与えかねない行動で、管轄する日本協会として、このような事態が発生したことは非常に遺憾であり、事態をたいへん重く受け止めている。現在詳細な調査を実施し、その上でしかるべき対処を行う」と述べた。

 今回の遠征では帰国後に、外部との接触を遮断するバブルを構築し、待機期間中に追加の防疫措置を講じて活動することが認められていなかった。須原専務理事は今週初めに外部からの報告によって発覚したと明かし、「JFAとしては選手、チームには説明してきたつもりだったが、周知徹底が足りていなかったと反省している」と陳謝し、今後の処分については「事実関係を正確に把握した上で(協会の)司法機関に諮りたい」と語った。

 男子ゴルフでは石川遼が米国からの帰国後、新型コロナウイルス対策の適切な自主隔離を行わなかったとして日本ゴルフツアー機構(JGTO)から12月15日まで1カ月の出場停止処分を科され、副会長と理事を辞任した。

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