C大阪・FW大久保嘉人 突然の引退決断「まだできると言われるうちに辞めたかった」
今季限りでの現役引退を発表したJ1C大阪の元日本代表FW大久保嘉人(39)が22日、大阪市内のホテルで引退会見を行った。J1歴代最多191得点を誇るストライカーは冒頭から涙をぬぐいながらも「20年間という長い間でしたけれど、本当に最高のサッカー人生でした」とプロ生活を振り返った。大久保との一問一答は以下の通り。
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-決断の理由は。
「まだまだできると言われるうちに辞めたいと思っていたので、それが今なのかなと思い決断しました」
-4人の子どもにはどう伝えた。
「発表する前日に横浜に帰って、伝えようとした時に察したと思うんですよ。でもそれがサッカーを辞めることじゃなくて『えっ5人目、5人目。女の子?』って言われて。いや、そうじゃなくてと、伝えました」
-今後は。
「シーズンが終わってから、いろいろなことにチャレンジしたい。今言える目標はゴルフで90切りを早めにやりたい」
-残りの現役生活。
「日本のチームでタイトルをとったことがない自分に最後のチャンス(天皇杯)がある。メンバー、スタッフ、関係者と優勝して喜べたらいいなと思っています」