リバプール・南野 フル出場も存在感示せず 今季CL初先発で課題残す
「欧州CL・1次リーグ、リバプール2-0ポルト」(24日、リバプール)
1次リーグ第5戦が行われ、B組で首位通過が決まっていたリバプール(イングランド)のMF南野拓実(26)は2-0で勝ったポルト(ポルトガル)戦で今季CL初先発し、FWでフル出場した。
南野はようやく与えられた90分で存在感を示せなかった。3トップの中央で今季CL初先発し、終盤約20分は右FWでプレー。リバプールのクロップ監督は「タキ(南野)のプレーにとても満足している」と評価したが、物足りなさを残した。
後半17分にマネのシュートが相手に当たって高く浮くと、落ち際を右足で合わせてゴールネットを揺らしたがオフサイド。終盤にポジション変更を指示した指揮官は「守備時の位置が右になっただけで、決して右ウイングではない」と流動的なプレーを期待したが、最後まで思い切りの良さを見せられなかった。